濱西男塾

私塾のバックナンバーなので関係者以外絶対見ないで下さい。(笑)

無意識がブレーキをかけて行動を止める

ふと思い出したので。^^

少し前に「心理学」の授業で、ある実験の話しをされました。

こんな内容。

 

「小さな小屋に犬を入れて、真ん中に飛び越えられる柵を作り、2部屋に区切る」

「片方の部屋だけ、スイッチを入れると、微弱な電流が流れる」

 

というものですが、電気が流れると、当然犬はイヤなので、もう一つの部屋に逃げます。

これを繰り返す。そして少しずつ「真ん中の柵を高く」していきます。


電気を流すと、犬は頑張って柵を飛び越え、もう一つの部屋に逃げます。

しかし、この柵を「飛び越えれない高さ」にして電気を流すと、いくら頑張っても乗り越えることができません。

何度やっても無理です。そのうち犬は諦めて、

「電気が流れても、じっと我慢するようになります」

 

ここからが核心です。

それを繰り返した後、柵を

「飛び越えられる高さ」

に戻すのです。

 

しかし犬は飛び越えられるはずの柵でも、もはや

「逃げようとしないのです」

過去に諦めた記憶が無意識にあり、最初から逃げようともしないのです。

 

詳しい名前は忘れましたが、長期にわたり逃れられない苦痛やストレスに晒され続けると、

「何をやっても状況を改善できない」

という感覚を学習してしまい、そこから逃れようとする努力を放棄し、無反応になってしまう現象です。


私はこの授業を聞きながら

「人間も一緒ですよ」

と、つい先生に言ってしまいました。


人間も若い頃には

「あんな平凡な大人になりたくない」

「つまらない人生を送りたくない」

 

などと思うのですが、社会に出てある程度時が経つと

「今更そんな無理はできない」

「もう若くもない」

「失敗したくない」

など、無意識がブレーキをかけて行動を止めるのです。


ビジネス界で昔から言われます。

我々の時は「サーカスのゾウ」でしたが、小さな頃からテントの横に杭とロープでつながれています。

 

いくら逃げようと動いても、体も小さく無理なのです。

でもその行動を繰り返し、何度も諦めた経験から、あれだけ大きくなっても

「逃げようともしないのです」

今なら小さな杭とロープごときは、いとも簡単に引きちぎる事ができるのにも関わらず。


人間も社会に出て数年もすると、色んな事を

「挑戦すらした事もないのに諦めます」

 

それは先輩・上司などから

「独立は危険だ」

「平凡、安定が一番だ」

などと「勤め人が一番安心」と無意識に洗脳されているからです。

 

しかし、私が生きてきた世界は違います。

皆が夢を語り、皆が稼ぎ、皆が自由を手に入れ、

「それが当たり前」

と洗脳されています。

 

だからこそ皆様は、将来成功したいのならば、付き合う人を考えなければなりませんよ。

凡人と付き合えば凡人に。

成功者と付き合えば、自ずと成功者に近づくのですから。

 

私の知人も私が金を稼ぎ、平日からゴルフや海外旅行などする姿を見ていつも羨ましがるので

何度も教えたりもしましたが結局挑戦などしません。

 

だから私は、そんな人間は全て切りましたけどね。

時間の無駄だな~と思って。


ババっと書いたんで文章おかしいかも知れんけど、何となく解ってもらえました?

これメンバーに伝えたかったんよ~。^^